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上高地旅行日記

 

2004/9/18〜9/19 長野県上高地方面へ旅行(団体)

 

1日目

都内から上信越道を利用して、松本まで。以前、白樺湖方面に行ったとき中央道を使ったが、異常な渋滞で移動に1日使う有様だったので、少々お金がかかってもよいからということで、上信越を使った。都会の人は渋滞が大好きである。


途中の姨捨(おばすて)SAから善光寺平を望む

松本から上高地へ向け一般道を走る。朝早かったので、そろそろ食事をと思うのだが、なかなか店がない。通常人間は祝休日は休むものだから開いてない店は正しい。正しいのはわかっているのだが、いざ自分が客の立場になると、もうちょっと商売がんばれよといいたくなるのだから勝手なものだ。で、開いてた蕎麦屋さんがここ。


ものくさていと読むらしい

うどん&コーヒーだ!!同時に頼む人はいないだろうけど。そばは本場らしくまぁまぁうまかったと思う。次の日になるまでは少なくともそう思っていた・・・。

途中で今日の晩〜明日の朝の食料および酒を買い込むためスーパーを探すが、また店がない。かなり上高地に近寄ってしまって、いよいよ人家もなくなってきたなって所で地元の人らしき人に聞くと、かなり戻らねばないとの話。このように松本インターからの道沿いにはまったくといっていいほど店がない。良く言うとのどか。

沢渡(さわんど)駐車場からはマイカーは乗り入れられないのでタクシーで行くことになる。法的にアウトだと思うのだが、後ろに4人も乗せられた。頭割りすれば確かに安いんだけど、結構な距離を走るのできつかったな〜。


ちょっと天気が悪かった・・・

上高地は、9月になってもまだまだ暑い首都圏に比べると、天国のような涼しさ、いや、寒く感じるほどだ。天気のせいかと思ったが、キャンプ場の売店ではすでに暖房が入っていたので、いつもこのくらいの温度なのだろう。

チェックインや、食器などのレンタルを済ませたあと、すぐバーベキューの準備に取り掛かった。河原でしようか迷っていると、ぽつぽつ雨が降り始めてきたので、やむなくいつでも避難ができるようにロッジの前ですることとなった。火が起こって、さぁ肉を食うぞという段になってから雨が本格的に降ってきた。「誰だ雨男は!」って必ず言う。そして全員「自分は晴れ男だ」と主張。

こうなったら飲むしかない!ってロッジの中で飲みまくり大会となった。幸いロッジの中にはガスコンロがあるので、飲んだ後にインスタントラーメンなどを食べた。外は嵐のようだったが、中は楽しい雰囲気となった。

 

2日目

昨日の嵐がうそのように穏やかな朝となった。朝はデリーのカレー(カシミール)を汗だらだらかきながら食った。朝から辛いカレーというのは、みんなには不評だった。カレー好きとしては全然問題なかったが。


幻想的な風景

上高地は、持ち込んだものはすべて持ち帰り、また上高地にあるものはそのままの状態をキープしておかなくてはいけない(何も持ち帰ってはいけない)。ごみをまとめた後、チェックアウト&タクシー乗り場へ戻ることにした。


さようなら上高地

ところが昨日の雨で道が水浸し。川や池のようになっている。できるだけ浅瀬になってるところを通ろうと思ったのに、草が水面に見えてただけだったりして、結局靴を濡らしてしまった。歩くたびにぐちょぐちょ言うので、少し不快になった。


でも水はきれい

土産も買わずにタクシーに乗った。昨日タクシーのおっちゃんに帰る予定を言ってたので、朝同じ会社のタクシーを手配をしてくれていた。もちろん、同じ値段で。もちろん同じ席で。狭いって。肩がこる。途中、サルもお見送りしてくれた。箕面なんかと違って、人を身近に感じることはあっても、接することがないというのがサルにとっては大事なことなのだと痛感。

この後、第二の目的地、長野オリンピックの白馬ジャンプ台へ向かった。途中にダムを見つけて一休み。高所恐怖症なので、吸い込まれそうな感じに足がすくむ。


奈川渡ダム。ひえぇ・・高い。
作った人は怖くなかったのか?


手前にコンクリートの壁が写っているが、
ここまで近寄るので精一杯。

昨日とは打って変わって快晴の長野であった。ジャンプ台はシーズンだけのものかと思っていたが、雪がなくても練習はできるらしい。でもこの日はやってなかった。実際跳んでる(落ちてる)ところは見たことがなかったんで、少し残念だった。リフトを使ってスタートまで行けるので、入場券(資料館入場券付)を買い、早速上へ。


ノーマルヒルとラージヒル


下はこんな感じ。・・・ん?まさか・・・

高所恐怖症だというのを思い出したのは、もちろん登ってからだった。しかもスタートへ向かう足場部分が金網になっていて、下が見えるので恐怖は倍に。さらにその金網がちょっと凹んでたりして恐怖はさらに倍に。さらにさらにその金網に破れた所があったらしく、ベニヤ板の蓋がされていたので恐怖はさらにさらに倍になった。


写真じゃ恐怖は伝わらない

資料館は付け足しみたいな感じでつまらなかった。でも面白いものを発見。

長野地方にものすごい地割れが発生。

研修のために今回の旅行に参加できなかった後輩のために、白馬版人生ゲームをお土産として買う。普通の人生ゲームに加え、白馬ならではのイベントも用意されていて、1粒で2度おいしいという代物だ。一人暮らしの彼にぴったりのお土産だ!間違いない!

最後に小川町村にあるおやき村へ立ち寄った。

おやき村への入り口にぽつんと看板があるが、すごくわかりにくい。道沿いにずっとのぼりが立っているものの、不安になるほど道幅が狭くしかも距離がある。ほんとに合ってるんかいな?と思ったころに「こっちです」とか「あと少し」などの表示があり、何とか辿り着ける。なければ引き返すところだ。


縄文竪穴式住居もウリ。

中は結構広く、食べ終わってものんびりしてよさそうな雰囲気。後でわかったが竪穴式住居は別棟で、農家を改造した建物だそうだ。

ここでは、そばとおやきを注文。かなり安い。でも地元のおばちゃんとかがやってて、注文をとるのもすごくもたもたしている。代わってやってあげたいぐらいに。しかし、そばは量が多くむちゃくちゃうまかった。そう感じるだけかもしれないが、もう都内じゃそばは食えねぇぜという感じである。わさびを自分で擦るのだが、少量でかなりキク。おやきは初めて食べたがこれもかなりうまかった。こんな詩まで。


おやきの詩

帰りにお土産をたのむ。やはりもたもたしていた。このやり方じゃ間違うのではと思っていたら、案の定注文と中身が違う人が出てきていた。中身が会計より多い人と少ない人がいた。ま、これも旅の思い出ってことで。

縄文式の建物は奥のほうにあった。


われわれの食べたのはここで焼いたものではなかった

ここに限らず、今回の旅行はゆったりした気分で楽しめた。自然はいい!田舎はいい!というのが結論。

 

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