人生とは
広島 高橋慶彦内野手
特)はっきりいって慢心があったといえましょう。人並みのプレーしかしてなかったようです。練習ボイコットと騒がれたりもしました。「事実と事実じゃないことを混同されて面白おかしく書かれた」と本人はいっていますが、人生には火のないところには煙は立ちません。高橋選手は1日500本の素振りを課して復活を狙います。
評)いきなり著者の人生観をこんなところで吐露。慶彦のことが嫌いなのか?と思わせる文面である。
巨人 定岡正二投手
特)56年は11勝で1260万円でした。その時、査定担当の戸田さんと「来年(57年)15勝したら倍増」と約束して見事に果たしました。しかし契約更改では2400万円の提示。「約束が違うじゃないの」と粘りに粘った定岡投手ですが当然でしょう。男は約束だけは絶対に守りたいものです。今年は20勝を目指します。
評)戸田さん悪者になっております。約束だけはって所が泣かせる。他にも守らなければならないことはありますよ。
西武 山崎裕之内野手
特)ロッテにいたころ、広岡監督はヤクルトにトレードしようとがんばったことがあります。その二人が後年ライオンズで一緒にやることになったわけです。人間の運命なんてわからないものですね。プロ19人目の3000塁打。あと128安打で名球会入りです。
評)子供に人間の運命について語る著者。でも子供には共感を得られないな。
中日 近藤貞雄監督
特)57年度、セ・リーグ最優秀監督賞に輝きました。副賞には腕時計が贈られました。近藤監督の本領は、選手の長所だけ目を向けようとすることです。人間には誰れだって、いいところがあるものです。指導者が長所に目を向けてくれると集団は大きく伸びます。
評)副賞は言わんでもええやん。後半読むと著者に苦い経験でもあったのか?と気になる。
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